会計・経理
会計・経理業務は会社設立後すぐに発生する業務となり、時間を要します。弊社では会計ソフトの設定から記帳代行、月次・四半期・年次決算に加え、親会社への報告・連結サポートが可能です。
サポートの流れ一例

会計ソフトの設定
貴社の現状を把握し、ソフトの推奨また設定を行います。ソフトの推奨には、コスト・機能面および他事業拠点との整合性および連結パッケージとの親和性等の検討を行います。

記帳代行
日々の取引を会計ソフトに記録いたします。銀行取引をベースに記帳するものから、実際に請求書を弊社で受取・管理する経理代行も可能です。

決算(月次~)
記帳された内容を公認会計士によって確認・集計し貴社の希望に沿った決算を行うことが可能です。豪州国内の目的だけではなく、親会社への報告資料の作成も代行します。

連結パッケージ
企業様によっては豪州事業が本社の連結対象となる場合があります。弊社では貴社指定フォーマットへの連結パッケージ入力代行、または指定フォーマットがない場合、必要な情報を抽出し、報告することが可能です。
給与計算
オーストラリアに進出する企業のよくある課題として、給与関連のコンプライアンスがあげられます。オーストラリアは従業員の権利が法律で強く守られているのが特徴で、セーフティネットであるNational Employment Standard (NES) 以外に各業界毎にその最低労働条件を定めるModern Awardというものが存在します。Modern Awardは、業種や従業員の経験、年齢などで、最低賃金が変わるなど非常に複雑になっており、コンプライアンスには知識と経験が必要です。弊社では経験豊かな専門家が給与計算、給与明細の発行などのPayrollに係る一連のサポートを提供可能です。

・残業手当?スーパーの金額は? 複雑すぎる・・・
・3か月毎に昇給が必要なAward?追いきれない・・
・特に駐在員の給与については他の従業員に知られたくないな・・・

専門家にアウトソースすることで、これらの悩みを解決することができます。
セクレタリー業務
会社のセクレタリーは、会社法上で当局への提出・保管が義務付けられている各種文書の作成や管理の責任を担う重要な役割です。取締役会や株主総会の議事録・決議事項の文書作成に加え、株主・役員変更を含む会社情報の変更等が発生した場合は、定められた期間内でASICへの通知責任があります。弊社ではこれら会社運営を行う際の各種書類の作成、管理、通知に係る業務のサポートをいたします。
・会社法に規定される会社の特定義務一例
・取締役、株主、秘書役の詳細変更をASICに通知する義務
・会社の登録上の住所を維持する義務
・株式の新規発行をASICに通知する義務
・決算書の提出義務
・最終株主の変更をASICに通知する義務
・株主構成、株主比率の変更をASICへ通知する義務
*上記は義務の一部となり、すべてではございません。また非公開会社などは秘書役の配置義務はないが会社役員がこれらを履行する義務があります。
これらを漏れなくタイムリーに対応することが重要となります。